1947年(昭和22年)から1970年(昭和45年)にかけて製造・販売していたバス車両です。
昭和30年代後半以降、路線バスは乗客を多く乗せられるリアエンジン(いすゞBA系など)やセンターアンダーフロアエンジン(日野BD系など)の箱型バスが主流となりますが、未舗装路や狭隘・山間路線を担う事業者向けに活躍していたボンネットバスがBXD系です。いすゞ自動車はこの比較的小型のボンネットバスを長く製造していたため、箱型バスが主流になった後も狭隘路線用などで残されるケースが多く見られました。
年配の方は子供の頃を思い出して懐かしみ、若い方は古き良き時代を体験できるでしょう。速さや便利さが追い求められる現代だからこそ、昔懐かしい心地よさを肌で感じられます。愛媛県四国観光タクシーのレトロなバスに乗って、ゆったりとした癒しの空間にタイムスリップされてはいかがでしょうか?