特別展示

三菱オート三輪TM16最終型(みずしま号)(1961年式)

車名は、戦時中飛行機を造っていた三菱重工業水島航空機製作所のあった倉敷市水島の地名に由来します。 官公庁や大企業向けの製品に重点を置いてきた三菱重工系企業が、民間向けの小型車両を自社開発・製造した先駆例として、三菱の自動車開発におけるマイルストーンとなった車両でもあります。三菱オート三輪の歴史は、1963年に60台を生産し幕を閉じました。おそらく日本に残っている最終型はこの1台と思われる希少車両です。

(オーナー:山本様)

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