特別展示

人工芝で覆われたフェアレディZの芝カー芝Z(2002年式)

兵庫県福崎町で造園業を営む牛尾さんが、自社で扱う人工芝を自らの手で日産「フェアレディZ33型」に貼り付けたカスタムカー。人工芝を貼ったことで、車幅1810mmから1880mmに、重量1450kgから1510kgになりましたが、車検証の記載事項を変更し、公道走行が可能です。ふわふわとした触り心地や実物に近付けた色合い、芝の毛の太さや形状にこだわったオリジナル商品「超リアル人工芝」は、天然芝と見間違うほどのクオリティです。

人工芝はシリコンボンドとビスを使って車体に貼り付けますが、クルマの場合は面積が広く、曲面をうまく貼るのも技術が必要です。また、接ぎ目が見えないようにラッピングするのも手間がかかるポイントです。

一度貼り付ければ、耐久性のある人工芝のためほとんど補修は必要なく、剥がれることもありません。外装だけでなく、社内のフロアマットやフロントにも人工芝が使われている点もぜひご覧ください。

リアウイングなどの装備や吸気・排気パーツのカスタム費を含め400万円程かけたそうです。芝Zは、仕事・プライベート関係なく走らせており、鈴鹿サーキットでスポーツ走行もしています。

(協力:牛尾展也氏 牛尾立正園)

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